おっぱら夢組合 設立趣旨
岐阜県高山市清見町大原は農山村の風景、昔からの伝統・文化が残り、カタクリ、ギフチョウ、フジ、などの貴重な動植物や、太平洋と日本海両側の植物群が混生する自然を有しています。郡上と高山の市街地を結ぶ「せせらぎ街道」は、東海地方でも有数のドライブコースとなっており、地域内にある道の駅「パスカル清見」を中心に観光客にもなじみの多い地域となっています。
近年では、これらの豊かな自然を求めるだけでなく、そこでゆっくりと滞在し日常では体験できないことを求め余暇を過ごすグリーン・ツーリズム等のニーズが高まりつつあります。また、平成13年度に「大原小学校」が廃校となり、その後改修し高山市が直営で管理してきた自然体験施設「おっぱら自然体験センター」が平成18年度より指定管理者制度による指定管理となります。市では地域に根ざした団体による管理運営を求めています。また、平成17年2月の高山市への合併により、町内会を中心に地域住民が地域をよくしていく「自治の精神」がより必要となってきました。
しかし、今後地域の高齢化、過疎化がすすみ地域社会を維持していくための人力等の管理機能が低下しているのも問題点のひとつです。これからは、地域内だけで解決していくのではなく、地域外からも新たな協力者を募り、共に協力していきながら下記の活動を行い、地域を支えていくことが重要となってきます。
- 大原町内会の地域づくりの促進を図る活動
- 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
- 社会教育の推進を図る活動
- 都市と農村の交流の推進を図る活動
- 多くの人にやすらぎの場の提供の推進を図る活動
- 上記の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
このため、公共的に利用する施設の管理運営や、地域の景観等の周辺環境の維持・整備を行い、大原町内会の住民が心身ともに健全で豊かな生活の向上に貢献することを目的に『おっぱら夢組合』を設立すると共に、大原町内会との二人三脚により地域の発展に寄与します。